当社ではガラスを外してのオールペイントをおすすめしています。
車種によっていろいろですが、フロントガラスやリヤガラスのモールがボディーと隙間がなく硬いモールの車などはマスキングで作業致しますと、時間が経つにつれ元の色が見えたり塗装が欠けてきたりするおそれがあります。
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不運な自動車事故、運転ミス、いたずらなどで、車のボディにキズが付いてしまったり、へこんでしまったという経験がある方は、1度は鈑金塗装工場へ修理に出されたことがあるかと思います。
しかし、車を鈑金塗装工場へ預けてから、修理されて戻ってくるまでに、どのような処理がなされているのかはあまり見る機会がありません。
こちらでは、実際に当社で施工した「全塗装」と「鈑金塗装・修理」の施工工程を紹介します。
当社のオールペイントは基本的に、車の外から見たボディ全体から、ドアを開けた内側・ボンネットの裏側も含めて全てを塗装するオールペイントです。
- 工程1. 塗装の下準備1
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- 板金作業と付属品を外していきます。(基本的にモールディングは外します。)
- 工程2. 塗装の下準備2
- 塗装箇所以外に塗料が付着しないようににマスキング(防護)します。
- 注意
- モールディング(ドアパネルの一番上に付くモール)を外した場合とマスキングで作業した場合では、時間が経つにしたがい仕上がりに差が出てきます。マスキングでの作業の場合塗装の剥がれの原因にもなります。
- 工程3. 塗料の調色・塗布
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- (1)塗料の配合データを基に調色(新車時の塗装色)又はお客様と相談しながらご希望の色への調色。
- (2)調色した塗料を車体(内側・ボンネットの裏側・外側)に塗布します。
- 工程4. クリアーの塗布・仕上げ
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- (1)クリアー(塗装面の保護・ツヤ出し塗料)を塗装面に塗布し、乾燥させます。
- (2)仕上げに、塗装面をポリッシャーを使って磨き上げます。
また車種よってはガラスのモールだけ外せる車もありますので、末永く綺麗な仕上がりでお乗りいただけますように、また数年後には売却をお考えのお客様もいると思いますが、オールペイントの仕上がりは査定にも大きく影響してきますので、お客様一人一人に合ったご提案をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
ご紹介するのは、板金塗装・修理の施工例であるボディについた擦り傷・へこみへの施工例です。
塗装が剥げてしまったボディの傷は、放置しておくとサビてしまい、最悪の場合ボディに穴が開いてしまう事もありますので、早めの修理をお勧めします。
- 工程1. キズ・へこみの板金(修復)
- ボディのキズ・へこみがついている箇所を板金(修復)して塗装を剥がしパテを塗り仕上げます。
- 工程2. 塗装の下準備
- 下処理をして損傷箇所以外に塗料が付着しないようにマスキングし板金(修復)した箇所にプライマー等の下地塗料を塗ります。
- 工程3. 塗料の調色・塗装
- 塗料の配合データを基に調色(ボディカラーとの色あわせ)し塗装します。
- 工程4. 仕上げ
- 乾燥後ポリッシャーを使って磨き上げ仕上げます。